燃圧レギュレターとは?
燃圧レギュレターはインテークマニホールド圧上部で継続的に燃圧を送り出す装置です。性能の良い燃料インジェクターや高流量の燃料ポンプは、安定した基本圧を保ちながら精度の圧力制御が可能にするには社外品の燃圧レギュレターが必要になります。また燃圧レギュレターは軽度のパワーアップ改造をした際に純正燃料系の性能を最大限に生かすためにも使用されます。全ターボスマート燃圧レギュレターは最高級の精度を出すためビレットアルミニウムを採用、全て手作業で製作されています。ターボスマート燃圧レギュレターはアイドル時から全開時までいかなる状況下でもスムーズで安定した燃圧を実現するように設計されています。電子式又は機械式どちらのタイプの燃料ポンプにもご利用いただけます。ターボスマート燃圧レギュレターは簡単に締め付け調節が出来るのが特徴で燃料圧とマニホールド圧を安定した1:1比率を確保します。
燃圧レギュレータを選ぶ際に考慮すべき点
●目標出力レベル
目標出力レベルによってどれだけの燃料が燃料ポンプから必要か、そしてそれによってどれだけの燃料を燃圧レギュレータで制御するべきかが決まってきます。目標出力レベルが高くなるほどより多くの燃料噴射量が必要となり、希望レベルでの燃圧をキープするためにはより大型の燃圧レギュレータで十分な燃料を噴射させる必要があります。全ターボスマート燃圧レギュレータは、例えば1200馬力の燃料用にはFPR1200というように馬力に対応してシリーズ番号化されています。
●燃料タイプ
エンジンに使用されている燃料のタイプに対応可の燃圧レギュレータを選択することが最適です。通常ガソリンを使用する街乗りカーの場合FPR800が適しています。レース用フュエルやアルコールを使用するレースカーの場合はFPR1200、FPR2000、FPR3000のように更に大型の燃圧レギュレータシリーズが適しています。
構造
一般的な燃圧レギュレータの設置方法
インレットポートは燃料レールへ、リターンポートは燃料タンクへ、バキュームホースはインテークマニホールドへそれぞれ接続します。
注:基本燃圧は車両がアイドル時にバキュームホースをつなげていない状態で調整します。その後バキュームホースを取り付け微調整します。